枚方宿を てくてく。
枚方市民のanasthasiaさんに教えてもらった、川向こうの穴場探索に行ってきました。
参考記事→毎日がおもちゃ箱
江戸時代、京から大坂までは陸路と水路がありました。
陸路は現在京阪電車と平行している「京街道」、水路は淀川を「三十石船」で下るルートです。
枚方はちょうどその中間地点で 東海道から続いて56番目の宿場町がありました。
高槻から枚方大橋を渡ってすぐの河畔に 宿場町「枚方宿」の跡地があります。
このすぐ北側の堤防を 今まで何度も通っていたのに 全然知りませんでした。
古い宿場町なので 大規模な駐車場などあるわけもなく
どうやって行こうか…やっぱりバス(我が家の近くから乗るバスの路線上にある)かな…と思案していたところ、mitukiさんが こっそり「ええとこあるで」と 秘密の駐車場を提案してくれました。
無料の駐車場から徒歩5分、堤防を下りるとすぐにこの看板↓
お茶漬けの付録にはありませんが、広重の作品にも描かれています。
大きいほうの船が三十石船、にじり寄っている小さいほうの船が枚方名物「くらわんか船」。
京から大坂まで 船で半日、もしくは半夜だったそうで
ちょうど中間地点の枚方に着くころ、お客は小腹すいてる時分だったんでしょう。
「起きさらせ~酒くらわんか~ 餅くらわんか~」と 行商に来たんだって。
「くらわんか」という言葉は 数年前まであった花火大会の名前だったので聞いたことあったけど、これにちなんでいるということを初めて知りました。
枚方宿と くらわんか船について 詳しくはこちら→枚方宿地区まちづくり協議会
ここの中心となっているのが 枚方宿鍵屋資料館です。
船待ち宿として栄えた「鍵屋」を 解体修理し、江戸時代の姿に復元したそうな。
うだつに 鍵の印! 何気に撮影したシェードランプにも 鍵がついてた! くらわんか船の復元。
ごんぼ(ごぼう)汁と みたらし団子?らしきものがありました。
縁の下に 船の乗り込み口がありました。
柵の隙間から覗いてみると、さっきの船が!
なるほど…こんな風になってたのね。奥の木戸が 淀川につながっていると。
6畳の客室が3室、襖で仕切られていて その前に「広敷き」とよばれる飲食スペース。
オープンダイニングで 目の前にカマドがあります。
台所には おなじみ階段箪笥と銘々膳のセット。
<余談>
anasthasiaさんが「宝塚歌劇に『くらわんか』という演目があるらしい。あのタカラジェンヌの皆様が、そんな乱暴な言葉でお芝居されるなんて・・・」というので、私はよく調べもせずに「むか~しにやったらしい『民俗芸能シリーズ』のひとつとちゃうの?」とコメントしました。
が、最近のバウホール演目にあったことがわかりました。
ここに訂正いたしますm(_ _)m
詳しくは こちら
くらわんか船の船頭さんを主人公に、上方落語の名作「貧乏神」「延陽伯」「天神山」「近目の煮売屋」「三十石船」「はてなの茶碗」「寄合酒」などのエピソードを盛り込んだ喜劇なんだって。
落語好きな人なら にやっと笑えるお話なんだろうな…
さて、枚方宿跡は「まちづくり協議会」さんが推進して 古い町家をリノベーションしたお店が次々とできているようです。
枚方公園駅の近く、狭い路地を入ったところにあるカフェChama
プレートランチでいろんなおばんざいを楽しめるというので
飛び込みで行ってみましたが、満席でアウト。
仕方ないナァ…とりあえず 雑貨カフェのぞいてケーキ食べようかと行ったところは
anasthasiaさんも行きつけているお店Repos de midi↓
靴をぬいで上がらせてもらう、ほんとに普通の民家です。
絶品のロールケーキ。抹茶280円と 蜂蜜250円。
毎朝 オーナーが焼いているそうです。
クリームふわふわ!
お玄関はこんな感じ。
ところ狭しと雑貨が飾られています。
帰り際、オーナーがこのあたりのMAP(てくてくMAP)をくれました。
ランチに↑さっき行ったChamaさんを紹介されましたが 満席だったというと
このすぐ近くにも ランチできるお店ありますよ~と教えてくれたのが
ダイニング・MOGAJOGA
古い納屋を改装したお店。
JAZZの生演奏もやってるみたい。
ミネストローネとオードブルとパスタ(いくらとしらす)で1000円。
デザートとドリンクは先ほど済ませてきたので ちょうどよかった。
このパスタ おいしかった!ペペロンチーノのアレンジ版。
他にも雑貨屋さんとか花屋さん、陶器店があるみたい…ただし木・金・土の週末営業が多し。
また今度のお楽しみ。
近くて お気軽で気に入りました♪
参考記事→毎日がおもちゃ箱
江戸時代、京から大坂までは陸路と水路がありました。
陸路は現在京阪電車と平行している「京街道」、水路は淀川を「三十石船」で下るルートです。
枚方はちょうどその中間地点で 東海道から続いて56番目の宿場町がありました。
高槻から枚方大橋を渡ってすぐの河畔に 宿場町「枚方宿」の跡地があります。
このすぐ北側の堤防を 今まで何度も通っていたのに 全然知りませんでした。
古い宿場町なので 大規模な駐車場などあるわけもなく
どうやって行こうか…やっぱりバス(我が家の近くから乗るバスの路線上にある)かな…と思案していたところ、mitukiさんが こっそり「ええとこあるで」と 秘密の駐車場を提案してくれました。
無料の駐車場から徒歩5分、堤防を下りるとすぐにこの看板↓
お茶漬けの付録にはありませんが、広重の作品にも描かれています。
大きいほうの船が三十石船、にじり寄っている小さいほうの船が枚方名物「くらわんか船」。
京から大坂まで 船で半日、もしくは半夜だったそうで
ちょうど中間地点の枚方に着くころ、お客は小腹すいてる時分だったんでしょう。
「起きさらせ~酒くらわんか~ 餅くらわんか~」と 行商に来たんだって。
「くらわんか」という言葉は 数年前まであった花火大会の名前だったので聞いたことあったけど、これにちなんでいるということを初めて知りました。
枚方宿と くらわんか船について 詳しくはこちら→枚方宿地区まちづくり協議会
ここの中心となっているのが 枚方宿鍵屋資料館です。
船待ち宿として栄えた「鍵屋」を 解体修理し、江戸時代の姿に復元したそうな。
ごんぼ(ごぼう)汁と みたらし団子?らしきものがありました。
なるほど…こんな風になってたのね。奥の木戸が 淀川につながっていると。
オープンダイニングで 目の前にカマドがあります。
台所には おなじみ階段箪笥と銘々膳のセット。
<余談>
anasthasiaさんが「宝塚歌劇に『くらわんか』という演目があるらしい。あのタカラジェンヌの皆様が、そんな乱暴な言葉でお芝居されるなんて・・・」というので、私はよく調べもせずに「むか~しにやったらしい『民俗芸能シリーズ』のひとつとちゃうの?」とコメントしました。
が、最近のバウホール演目にあったことがわかりました。
ここに訂正いたしますm(_ _)m
詳しくは こちら
くらわんか船の船頭さんを主人公に、上方落語の名作「貧乏神」「延陽伯」「天神山」「近目の煮売屋」「三十石船」「はてなの茶碗」「寄合酒」などのエピソードを盛り込んだ喜劇なんだって。
落語好きな人なら にやっと笑えるお話なんだろうな…
さて、枚方宿跡は「まちづくり協議会」さんが推進して 古い町家をリノベーションしたお店が次々とできているようです。
プレートランチでいろんなおばんざいを楽しめるというので
飛び込みで行ってみましたが、満席でアウト。
仕方ないナァ…とりあえず 雑貨カフェのぞいてケーキ食べようかと行ったところは
anasthasiaさんも行きつけているお店Repos de midi↓
毎朝 オーナーが焼いているそうです。
クリームふわふわ!
ところ狭しと雑貨が飾られています。
帰り際、オーナーがこのあたりのMAP(てくてくMAP)をくれました。
ランチに↑さっき行ったChamaさんを紹介されましたが 満席だったというと
このすぐ近くにも ランチできるお店ありますよ~と教えてくれたのが
JAZZの生演奏もやってるみたい。
デザートとドリンクは先ほど済ませてきたので ちょうどよかった。
このパスタ おいしかった!ペペロンチーノのアレンジ版。
他にも雑貨屋さんとか花屋さん、陶器店があるみたい…ただし木・金・土の週末営業が多し。
また今度のお楽しみ。
近くて お気軽で気に入りました♪
by mayukw
| 2009-05-14 14:03
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vocal&pianoユニットMère(メール)のピアノ弾き。 私のお気に入りをちょこちょこと書き綴る日記です。
by mayukw
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