タイフーン
<追記あり>16日1時
やっと、今日から幼稚園が始まりました。
昨日はお道具を持って 新しいクラスの初顔合わせ。
いよいよ、長女の入園から5年通った幼稚園も 最後の年となりました。
思いがけず、夫が有休を取っていたので
昼からは家族で映画鑑賞へ。
夫と子ども達は ドラえもん「のび太の恐竜2006」、
私は この機会を逃すと行けそうにないから と タイフーンを観ました。
「友へ~チング」のクァク・キョンテク監督作品。
朝鮮半島に深い怒りを向ける海賊シンは、目的遂行のため、米軍の船舶を襲い、核ミサイルの衛星誘導装置を強奪する。シンの“半島消滅計画”を阻止するべく派遣された、海軍大尉カン・セジョンは、“南”への亡命を希望しながらも、拒絶され命を落とした不幸な一家の生き残りであるシンにいつしか友情にも似た感情を抱き始める。過酷な運命の果てに、2人の男の前に現れた美しい女性チェ・ミョンジュ。海上を疾走する「タイフーン」号の上で、3人の悲しみが交錯する……。Yahoo!ムービーより
いやあ~すごいですよ!
お金かかってます~ハリウッド映画かと思いました。
↑これ、見てよ…「スターウォーズ」のルークとベイダー決闘みたいやんかいさぁ~
アクション映画が好きじゃないので、わざわざ映画館では観ないんですが
今回、この映画を観て「アクションものは 大画面で観るもの」と実感しました。
そして、日本人にはこんな作品を製作するモチベーションが見当たらないなぁ…
というのが率直な感想。
「シュリ」「JSA」「ブラザーフッド」…「超大作」といわれてヒットした韓国映画の根底にあるテーマはみな、「南北分断」。
韓国にはこの「分断」の悲劇から生まれる鬱屈したパワーを
大掛かりなアクションやセットで爆発させることができるモチベーションがあるんですね。
邦画では最近DVDで観た「亡国のイージス」はかなりのアクションがありましたが
なんだろう…うそくさい。
中井貴一扮する「某国特殊工作員」が言うんですよ…「日本人よ、これが『戦争』だ」
はいはい…でも 観ているおおかたの日本人はちっとも実感できないんだよなぁ。
たまたま、続けてチャン・ドンゴン出演作を観ることになりました。
「PROMISE」での かわいそうなくらいの汚らしさ(笑)・卑屈さでガッカリしたファンは、タイフーンでワイルドなかっこよさを観ることができて 大満足でしょうね。この俳優さんは ある意味、古きよき時代の「銀幕スター」であるような気がします。あの整いすぎた派手な顔立ちといい、見上げるような背の高さといい、大画面映えする とでもいうのでしょうか…お茶の間で見るタイプの身近な俳優ではないですね。類まれなる容姿が邪魔して、なかなか演技を認めてもらえなかったそうですが、もとから映画向きな人なんじゃないかな と思います。今回はタイ語、ロシア語も話し、壮絶なアクションを披露。「瞼の姉」に再会するシーンは感動的な演技を見せ…この人こそ、ハリウッドでも通用するアジアの役者なんじゃないでしょうか。
イ・ジョンジェを大画面で観るのは初めて。
ウラジオストックでのロシア語がたくさん出てくるシーンでは「白夜3.98」を思い出さずにいられなかったですね。ここでは白夜の役柄とは正反対のストイックな軍人です。
映画後半、同期の独身男を集めて、帰りの燃料を積まない特攻隊もどきの作戦を練ります。韓国では兵役もあるせいでしょうが、そういう「お国のため」に命を賭ける男を描くとリアルなんだわ…。現代日本じゃ考えられない…それはもう、「YAMATO」の世界でしかありえませんよ…
イ・ミヨンは「純愛中毒」とはうってかわった 幸薄い女性の役。低く、しぼり出すような声が印象的でした。
弟と別れてから各地を転々、生きるためには我が身を売るしかなく挙句の果て薬物中毒で命はあとわずか…あぁ、ほんとうに不幸です(涙)。
ラスト、最愛の弟に銃口を向けられたときの満足そうな顔が 目に焼きつきました。
この人はシンの腹心タイ人?なんですけど、かっこよかったわぁ…
あまりしゃべらないんだけどね。
公式HPにも俳優の名前が出てません。
<追記>
MSNビデオを観ていて、わかりました。
デビッド・リー・マッキニス という俳優さんだそうです。
日本の公式サイトよりも凝ってます…さすがの韓国公式サイトはこちら
5月にはアメリカで公開されるみたいです。
Yahoo!Movies でもタイフーン特集やってます。4月24日まで。こちら
やっと、今日から幼稚園が始まりました。
昨日はお道具を持って 新しいクラスの初顔合わせ。
いよいよ、長女の入園から5年通った幼稚園も 最後の年となりました。
思いがけず、夫が有休を取っていたので
昼からは家族で映画鑑賞へ。
夫と子ども達は ドラえもん「のび太の恐竜2006」、
私は この機会を逃すと行けそうにないから と タイフーンを観ました。
「友へ~チング」のクァク・キョンテク監督作品。
朝鮮半島に深い怒りを向ける海賊シンは、目的遂行のため、米軍の船舶を襲い、核ミサイルの衛星誘導装置を強奪する。シンの“半島消滅計画”を阻止するべく派遣された、海軍大尉カン・セジョンは、“南”への亡命を希望しながらも、拒絶され命を落とした不幸な一家の生き残りであるシンにいつしか友情にも似た感情を抱き始める。過酷な運命の果てに、2人の男の前に現れた美しい女性チェ・ミョンジュ。海上を疾走する「タイフーン」号の上で、3人の悲しみが交錯する……。Yahoo!ムービーより
お金かかってます~ハリウッド映画かと思いました。
↑これ、見てよ…「スターウォーズ」のルークとベイダー決闘みたいやんかいさぁ~
アクション映画が好きじゃないので、わざわざ映画館では観ないんですが
今回、この映画を観て「アクションものは 大画面で観るもの」と実感しました。
そして、日本人にはこんな作品を製作するモチベーションが見当たらないなぁ…
というのが率直な感想。
「シュリ」「JSA」「ブラザーフッド」…「超大作」といわれてヒットした韓国映画の根底にあるテーマはみな、「南北分断」。
韓国にはこの「分断」の悲劇から生まれる鬱屈したパワーを
大掛かりなアクションやセットで爆発させることができるモチベーションがあるんですね。
邦画では最近DVDで観た「亡国のイージス」はかなりのアクションがありましたが
なんだろう…うそくさい。
中井貴一扮する「某国特殊工作員」が言うんですよ…「日本人よ、これが『戦争』だ」
はいはい…でも 観ているおおかたの日本人はちっとも実感できないんだよなぁ。
たまたま、続けてチャン・ドンゴン出演作を観ることになりました。
「PROMISE」での かわいそうなくらいの汚らしさ(笑)・卑屈さでガッカリしたファンは、タイフーンでワイルドなかっこよさを観ることができて 大満足でしょうね。この俳優さんは ある意味、古きよき時代の「銀幕スター」であるような気がします。あの整いすぎた派手な顔立ちといい、見上げるような背の高さといい、大画面映えする とでもいうのでしょうか…お茶の間で見るタイプの身近な俳優ではないですね。類まれなる容姿が邪魔して、なかなか演技を認めてもらえなかったそうですが、もとから映画向きな人なんじゃないかな と思います。今回はタイ語、ロシア語も話し、壮絶なアクションを披露。「瞼の姉」に再会するシーンは感動的な演技を見せ…この人こそ、ハリウッドでも通用するアジアの役者なんじゃないでしょうか。
イ・ジョンジェを大画面で観るのは初めて。
ウラジオストックでのロシア語がたくさん出てくるシーンでは「白夜3.98」を思い出さずにいられなかったですね。ここでは白夜の役柄とは正反対のストイックな軍人です。
映画後半、同期の独身男を集めて、帰りの燃料を積まない特攻隊もどきの作戦を練ります。韓国では兵役もあるせいでしょうが、そういう「お国のため」に命を賭ける男を描くとリアルなんだわ…。現代日本じゃ考えられない…それはもう、「YAMATO」の世界でしかありえませんよ…
イ・ミヨンは「純愛中毒」とはうってかわった 幸薄い女性の役。低く、しぼり出すような声が印象的でした。
弟と別れてから各地を転々、生きるためには我が身を売るしかなく挙句の果て薬物中毒で命はあとわずか…あぁ、ほんとうに不幸です(涙)。
ラスト、最愛の弟に銃口を向けられたときの満足そうな顔が 目に焼きつきました。
この人はシンの腹心タイ人?なんですけど、かっこよかったわぁ…
あまりしゃべらないんだけどね。
公式HPにも俳優の名前が出てません。
<追記>
MSNビデオを観ていて、わかりました。
デビッド・リー・マッキニス という俳優さんだそうです。
日本の公式サイトよりも凝ってます…さすがの韓国公式サイトはこちら
5月にはアメリカで公開されるみたいです。
Yahoo!Movies でもタイフーン特集やってます。4月24日まで。こちら
by mayukw
| 2006-04-12 17:00
| ドラマ・映画
vocal&pianoユニットMère(メール)のピアノ弾き。 私のお気に入りをちょこちょこと書き綴る日記です。
by mayukw
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