NHKモニターの記録
NHKのモニターレポートです。
ちょうどFAXでの提出が可能になったときで 大半が手元に残っています。
いまはメールで送信できるんでしょうねぇ~
そのときのアンケートではEメールアドレスを持っていないモニターが半分以上、
そのうちの大半が「今後メールの利用を考えていない」という回答で
メール提出は「現段階での実用化は難しい」という考察だったんですよ。
その後の10年、ブログにツイッターに…日進月歩の通信業界なので
ほんとに「10年ひと昔」を感じます。
1999年10月~2000年3月までの半年間、NHK大阪放送局のモニターをしていました。
その後、8月に次女を出産し 授乳に長女のおむつはずしに忙しくしていた頃、
大阪局からの推薦で10月から翌3月まで全国ネットのモニターもしました。
レポートを読み返してみると、この体験を経たからこそ
5年後のブログ開設に至るのではないか…というほど
「書く」ことによって ストレス発散してるなぁ~と思いますf(^_^;)
多少のアルバイト代もいただいていたので テレビ観るのも真剣です。
レポートが即、現場に回覧板で回されていたそうで いい加減なことも書けません。
ニュースのレポートは辛かった…毎回録画して マジマジとニュースを見てました。
ドラマのレポはその頃から 超辛口(笑)
朝ドラ「あすか」(竹内結子主演)は最初にぶった切ったおかげで
モニター懇親会なるものに呼ばれ、竹内ちゃんの目の前で感想を言わされました(//∇//)
愛想のない新人で おどおどした雰囲気の彼女の前で
優しいモニターさん(笑)は 「関西弁 ヘタやねん!」とダイレクトには言えず
かなーり抑えて意見しましたよ(^_-)-☆
100通あまりのレポートのなかから、これはちょっと残しときたいなと思うものをここに丸写しします。
興味のある方は読んでください。
●1999年11月14日放送「にっぽん列島 小さな旅~音楽あふれる街にあこがれて」
総合評価 5(たいへんよい)
隣町の高槻が取り上げられているが、副題に「町中に音楽あふれて」と番組表にあったので、
正直、「高槻が音楽?」という疑いをもちながら見始めた。
すると、高槻にこんなステキなところがあったのか!という店、教会、ホールが次々登場して驚いた。
好きな音楽のなかでも特にジャズが好きな私にとっては、オープンで生演奏が聞ける喫茶店もBGMにジャズを流す定食屋も、近くにあればきっと行きつけにしたいくらい行ってみたい店だった。
高槻といえば高山右近が有名なので、右近ゆかりの教会でのコーラス活動を取り上げていた点が、街の意識付けとしてよかったと思う。
ジャズフェスティバルはまだ歴史がないが、神戸のジャズフェスのように各メディアに取り上げられるようになればもっと盛大になりそう。グランドでオープン子供連れでも来れる気軽さが魅力的。次回はぜひ見に行ってみたい。
高槻を音楽という切り口で小さな旅をする、という試みはとても新鮮だった。
高槻=音楽の街にしよう、という地元のミュージシャン、音楽好きの意気込みが強く感じられたいい番組だった。
高槻ジャズフェスが始まったばかりだったのねぇ…
いまや全国から音楽好きが集まる、一大イベントに成長してますがな。
●2000年1月12日放送 「ETV特集トークドキュメント あの朝からの心の行方~家族と地域を支えて~」
総合評価 3(普通)
この番組を見て、震災のショックから立ち直るための大きなきっかけは、やはり「家族」なのだ、ということを知らされた。
震災5周年の今年はNHKをはじめ各メディアが震災の残した問題をさまざまな面から取り上げているが、正直なところ、昨年までは独居老人や孤独死、仮設住宅から復興住宅への転居のことなど、「家族のない人」の話題が多く、実際は「こんな人ばかりじゃないのになぁ」と思っていた。
確かに、そのような人たちが立ち直れないでいることは大きな問題であるが、被災者の大半は何とか立ち直ってそれなりの生活を取り戻しているのが現状である。
そういう普通の人々に焦点を当てたのはよかった。
私自身は大した被災ではなかったが、友人に九死に一生を得た人がいるし、家族が亡くなった方もいる。その人たちも5年の間に新たな一歩を踏み出しているのをよく知っているから、被災地のことをまり知らない全国の方々に「いつまでも落ち込んでいる人ばかりではない」という報道もしてほしい。
甲南市場の商店主の方々が共同でスーパーを作った話は新聞で読んでいたので興味深かった。
いわゆる職人肌の「魚屋のオッチャン」が「変わらなしゃあないでしょう」とネクタイを締めて店を仕切っている姿に、関西人の潔さを見た気がする。
全般的に地元を愛している人々の気持ちが伝わってきた。同じ立場であるとき、東京の人だったらどうだろう?と思う。
奇しくも今年震災15周年、いろいろな特別番組が放送されて 私も感想を書きました。
5周年だったこの年までは、まだ記憶も生々しく
悲惨な体験をした人の報道ばかりに偏っていたんですね。
命は助かったけど家は全壊、とか 結婚式の予定を延ばした…とか
私達には誰しも 大なり小なりの「震災の影響」があった。
それでも私達はみな立ち上がってきた。
そんな力強さを感じさせてくれた、当時としては初めての報道番組だったのかも。
今年放送されたNHK震災記念ドラマ「その街のこども」は
主人公が被災者なのに客観的な描き方が印象的でとても心に残りました。
風化元年になるかもといわれた2000年から10年後の「震災体験の描き方」ですよね。
by mayukw
| 2010-09-27 15:52
| テレビ
vocal&pianoユニットMère(メール)のピアノ弾き。 私のお気に入りをちょこちょこと書き綴る日記です。
by mayukw
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